
基礎代謝とは、人が生き続けていくために必要最低限の機能を維持するために使うエネルギーのことを言います。
快適な環境温度のもとで、空腹で安静にしているときのエネルギー代謝とも言い換えられます。
人間は体を横にしてまったく体を動かしていない時でも、体温を保つ、呼吸をする、心臓を動かすなどさまざまな生命活動のために常にエネルギーを使っています。
肉体的・精神的に安静であるときにも、わずかに活動している呼吸、心臓(10%)、腎臓(7%)、脳(19%)、神経その他最小のエネルギー代謝を合計したものが基礎代謝量です。
基礎代謝の一般的な数値は、成人男性で1日1200~1600kcal程度、成人女性で1000~1300kcal程度と言われています。
また、基礎代謝は年齢とともに大きく変化します。
男女ともに基礎代謝は10代がピークで、加齢とともに減少していき、40代を過ぎると急激に低下します。
その結果、ある程度の年齢になっても若い頃と同じように食べてエネルギー量を摂り続けていると肥満の傾向が強くなり、いわゆる中年太りになっていまいます。
人間は体内に取り入れるものと排出されるものとのバランスを保つことで健康状態を維持しています。
しかし、基礎代謝機能が衰えるとこのバランスが崩れてしまい、その結果冷え性、肩こり、肥満、むくみ、腰痛、疲労、月経不順、にきび、便秘などといったさまざまな不具合が生じてきます。
このような体にプラセンタが効果を発揮します。
プラセンタの中には基礎代謝向上作用というものがあり、これによってさまざまな症状が改善されることが確認されています。
例えば、顔の下半分に吹き出物ができる、肌がくすむ、体が固い、胃の調子が悪い、手足が冷える、不規則な便通、頭痛や肩こりが頻繁にある、などといった症状が気になり始めたら、プラセンタを用いた治療で効果が出る可能性が高いです。
プラセンタによって基礎代謝をアップさせると、若い頃のように太りにくい体質になっていきます。
そして、有酸素運動を併用して行うことで肥満解消、ダイエット効果も期待できます。
このように基礎代謝を向上させることはさまざまな健康効果を得るメリットがあるのです。