
プラセンタには血圧調整作用もあり、高すぎたり低すぎたりする血圧を正常値に戻してくれる働きをします。
世間では高血圧が体に悪いというイメージですが、血圧は低すぎても良くありません。
プラセンタは高血圧、低血圧どちらにも効果を発揮し、改善してくれることで注目されています。
血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力のことです。
心臓が収縮して血液を押し出した瞬間が血管に最も強く圧力がかかる時で、これを最高血圧と呼びます。
そして収縮した後に心臓が拡張するときに圧力が一番低くなり、これが最低血圧です。
最高血圧、最低血圧のどちらが高くても高血圧といいます。
低血圧はその逆で、最高血圧、最低血圧のどちらが低くても低血圧といいます。
高血圧は重篤な病気の原因となりやすいため危険視され、治療や予防に積極的に取り組まれますが、低血圧はあまり重視されていないのが現状です。
しかし、低血圧が原因で倦怠感、食欲不振、頭痛、不眠、めまい、立ちくらみなどさまざまな不快症状が起きることがあり、高血圧同様、改善する必要があります。
一方、高血圧は、原因と考えられる危険因子によって起こる「一次性高血圧」と、ホルモンの異常や腎臓病などの病気が原因で起きる「二次性高血圧」があります。
高血圧と診断されている人のおよそ9割は、一次性高血圧だと言われています。
一次性高血圧の危険因子としてあげられるのは、ストレス、過労、血管の老化、塩分の摂り過ぎ、肥満、遺伝などです。
プラセンタには、これらの危険因子に有効に働きかける効能があります。
プラセンタの効能には、疲労回復効果、精神安定効果、創傷回復促進効果、代謝向上効果があり、これらの効果が一次性高血圧の危険因子に働きかけ、高血圧が次第に改善されていくと考えられています。
さらに、ホルモンの異常による高血圧にも内分泌調整作用が働いているので、ホルモンバランスを正常に整え、血圧を調整する作用があります。
低血圧には特に策を講じていない人も多いかもしれませんが、美容目的でプラセンタエキスを飲用していた人が、朝の倦怠感が取れてすっきり目覚められるようになり、低血圧の改善も見られたという報告も多数あります。
このようにプラセンタは高血圧、低血圧のどちらにも効果があり、血圧改善効果はとても大きいものとして期待されています。