
更年期以降の女性がよく悩まされるのが骨粗鬆症です。
更年期に入って卵巣の機能が低下すると、女性ホルモンであるエストロゲンが不足する状態が続き、骨粗鬆症の症状が認められるようになります。
プラセンタには、この骨粗鬆症にも効果があると考えられています。
骨粗鬆症とは、歳をとることや閉経を迎えたことに加え、食事でのカルシウム摂取量が不足したり、運動不足が原因となって骨のカルシウム量が減少し、骨がスポンジのように粗くスカスカになる症状のことです。
骨粗鬆症は女性に多く、男性の4~5倍にもなります。
骨粗鬆症になると初期段階では背骨や腰骨がつぶれて背が低くなったり、背中や腰が丸くなったり、またその部分に痛みが生じたりします。
さらに悪化していくと骨折しやすくなってしまいます。
そのため、骨粗鬆症と診断された場合は骨のカルシウム量を増やすとともに、転んで骨折することを防ぐことが大切です。
骨粗鬆症は初期の段階では自覚症状が全くないため、検診などで骨密度を計測する機会でもない限りは進行に気づかないことがほとんどです。
症状が出てきたときは、もうかなり進行期に入っていると考えたほうが良いでしょう。
食事療法や運動療法などと合わせ、薬を用いて骨粗鬆症の治療を行うことが多いですが、骨粗鬆症の治療に使われる薬は、どれも副作用があります。
骨密度を上げるためには食事療法は有効ですが、骨粗鬆症が進行期に入ってからではすぐに正常に戻すのには時間がかかります。
そこでプラセンタが有効になってきます。
プラセンタには女性ホルモンの増減にあわせてバランスを整える働きがあるので、エストロゲンが減少した時にはこれを正常値に戻す働きをし、骨粗鬆症の改善が期待できます。
しかも、一般的に使われている医薬品のような副作用がないため、安心して継続摂取することができるのがメリットです。
また、エストロゲンを正常値に戻すことは、骨粗鬆症の改善だけではなく、その他の更年期障害の改善にも繋がり、更年期を迎えた女性にとっては嬉しい効果が多いのも特長です。