
プラセンタを使用した商品は色々あるため、どれを選べば良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
プラセンタエキスに含まれる有効成分の種類、量、原料となるプラセンタの由来(ヒト、ブタなど)プラセンタエキスの安全性対策などもメーカーによってさまざまです。
価格も安いものから高いものまで幅広いですが、価格の安いものを安易に選ぶのではなく、まずはしっかり中身を把握し、何のプラセンタを使用しているのか、含有量や配合率、製造工程はどうなっているかなどを客観的に見て判断することが大切です。
まず重要なポイントはプラセンタの含有量です。
含有量が多い方が一般的には効果はありますが、プラセンタの濃度の差があるため、「含有量が多い=効果がある」とは断言できません。
中には200mgと書いてあっても、プラセンタ自体の配合量は20mgにも満たないという商品もあります。
原材料のプラセンタを薄める目的(原価を下げる)でグリシンとデキストリンという物質を混合してあるプラセンタサプリメントが非常に多く見受けられるので注意が必要です。
原価コスト軽減という目的の他、純粋なプラセンタを取り出す技術にも問題があるのかもしれません。
金額が安い場合は、このようなことに注意して、よく確認して選ぶようにしましょう。
金額で安易にプラセンタ商品を選択するのはもったいないです。
そして、プラセンタの由来を確認しておきましょう。
プラセンタの由来だけで商品の良し悪しを判断することは難しいですが、近年の狂牛病や口蹄疫流行の影響で、現在日本で禁止されている牛のプラセンタについては避けたほうが無難です。
今は豚のプラセンタが主流となっていますが、ここ数年馬プラセンタの能力の高さと安全性に大きな注目が集められています。
使用できる動物の中で、現時点では馬が最高峰だと言えます。
処理工程もさまざまあるので、確認しておいたほうが良いでしょう。
処理工程のポイントとなるのはウイルスの不活化工程と雑菌に対する対処法です。
工程上の安全性に限って言うならば、日本国内で製造、販売されている製品に関してはまず問題ないと思われます。